今月から NISA 枠を使って投資を開始

数年前から投資に興味を持ち、今まで投資信託を買ったり、仮想通貨を買ったり、株を買ったりして来ました。

しかし、投資信託については人気だからという理由だけでセゾン投信を考え無しに使い、最近イケてるらしいという理由だけで仮想通貨を買い、好きな会社だからというだけで株を買っていました。

しかし、投資…というか投機になっていた部分も多く、得したか?というと残念ながらトータルではマイナスになってしまいました。

これではいかん、というわけで去年辺りから本格的に書籍を読み情報を入れ、これからはもっと堅実に投資をしていこうと考えるようになりました。

これからは投資信託を中心に投資をしていこうと思いますが、どのように投資していくかをメモしておこうと思います。

自分なりのアセットアロケーション

先進国株式NISA・iDeCo106,000円51.45%
新興国株式NISA20,000円9.7%
日本株式NISA
10,000円4.89%
リート
NISA20,000円9.7%
債券
SBI特定口座30,000円14.56%
米国株式楽天特定口座
20,000円9.7%
合計206,000円100%

ざっくり分けると「株7.5 : 債券 1.5 : リート 1」 という感じです。もしかしたら債券は今後 1割位まで下げるかもしれません。

NISA枠は年間 120万なので、はみ出てしまう分については iDeCo や特定口座を活用していきます。

アセットアロケーション(資産配分)はNISA枠、iDeCo、特定口座を合わせて考えています。今後 iDeCo は別枠で考えるようになるかもしれませんが、スタートはこれで行こうと思います。

今までは、どうしても自分の感情が乗ってしまってうまく行っていなかったのですが、これからは自分で作ったルールを守って淡々と積み立てていこうと思います。

先進国株式

『たわらノーロード 先進国株式』

やはり基本となるのは、先進国株式のファンドだと思います。選択したのは「たわらノーロード 先進国株式」 3年ほど前に出てきた低コストのファンドの1つです。

このファンドを iDeCo 枠全てと NISA枠の一部を使い積み立てます。

新興国株式

『eMAXIS Slim 新興国株式インデックス』

先進国株式と同列に語られる事が多い、新興国株式のファンドです。選択したのは「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」 1年と少し前に出てきた本当に新しいファンドですが、手数料が最も安く今から投資するなら最適解の1つだと思います。

新興国にはどの程度の比率で投資するか少々悩んだのですが、株式市場全体の比率を考えると 1割程度が無難だろうと判断しました。

最近の新興国はあまり芳しくありませんが、伸びる時はドカンと伸びるので期待しています。

日本株式

『ニッセイ日経平均インデックスファンド』

日本も世界から見れば巨大な市場です。選択したのは「ニッセイ日経平均インデックスファンド」 SBI の iDeCo セレクトプランにもラインナップされている所からも評価されているファンドである事が分かります。

ちなみに、他にも似た名前のファンドがあるので注意です。

資産配分の比率としては、全体の 5%程度にしようと思います。

国内リート

『たわらノーロード国内リート』

リートは不動産投資信託の事です。去年から一昨年にかけてリートを少しずつ買っていましたが、他のファンドが不調な時でも割と堅牢だったのが国内リートでした。選択したのは「たわらノーロード国内リート」

資産配分の比率としては 5% 程度で考えています。

海外リート

『ニッセイグローバルリートインデックスファンド』

リートは国内と海外で分けて投資する事にしました。選択したのは「ニッセイグローバルリートインデックスファンド」

正直、海外のリートはどのファンドにしようかかなり悩みましたが、ネット上の情報を見てトータルで判断しました。

海外リートも国内リートと動揺に試算比率は 5%で考えています。

リートは国内海外合わせて 9.7%の資産配分となります。

先進国債券

『たわらノーロード 先進国債券』

実は債券に投資するかは最後の最後まで悩みました。実際、債券不要論はかなりの数の賛同意見があり、読んでみるとそれなりに納得出来る物が多かったからです。

しかし、最終的にアセットアロケーションに入れようと判断したのは、現時点では素直に分散投資を優先しようと考えたからです。

選択したのは「たわらノーロード 先進国債券」 やはり手数料の安さで選んでいます。

先進国債券の資産配分は 9.7%です。

新興国債券

『iFree 新興国債券インデックス』

新興国債券の資産配分は、先進国債券の半分(4.8%)としました。新興国は先進国と比べるとどうしても不安定のようで、チャートの乱高下が激しいのが特徴です。

現時点では資産配分に含めています。ただ、今後状況によっては投資対象から外す事も検討しています。

選択したのは「iFree 新興国債券インデックス」 現時点ではベターな選択だと思います。

ちなみに日本債券はわざわざ持つ必要は無いと判断しました。

米国株式

『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』
『iFree NYダウ・インデックス』

米国にも 1割ほどの比率で投資をする事にしました。S&P500 と NYダウに同じ比率で投資をします。

個人的に、どちらの方が利益が出るのか興味があるというのもありますが、ウォーレン・バフェットの勧める S&P500 に投資したかった、という気持ちも大きかったのです。

S&P500 の記事を読んでいて特徴的だな、と感じたのは「S&P500 信者」のような人が多く見受けられたという事でした。「とにかく S&P500さえ買っておけば安心だ!」という記事からは熱量を感じましたが、やはり投資は一極集中は怖いと感じます。

S&P500は確かに過去ずっと堅調に上昇してきていますし、これからも期待出来ます。しかし、全世界の経済成長の恩恵を受けるという視点で考えた場合、やはりバランス良く投資する方が良いと判断しました。

利用する口座について

iDeCo口座

iDeCo(確定拠出年金)は去年から枠を作りました。それまでは国民年金基金で枠を食いつぶしていたのですが、iDeCo の方が良さそうだという事で去年から利用しています。

枠は月額 54,000円。私はフリーランスなので全体の枠は 68,000円なのですが、国民年金基金の「退会出来ない」という足かせのため、全額を iDeCo に割り振る事は出来ませんでした。(しかし、国民年金基金は確定で利益が出る事が決まっているため、そこまで悪い物でもありません)

iDeCo の運用は主に投資信託となるのでNISA口座や特定口座とのバランスをどうしようかと悩んだのですが、あまりアンバランスにならないよう注意しつつ、現時点では一緒にして考えようと思います。

NISA口座

言わずと知れた NISA口座。投資の半分をこの口座で賄います。ただ、一度売ってしまうと枠は復活しないのが難点です。

状況に応じてファンドを手放す事もあるかと思いますが、一度でも恩恵を受けられれば良いかという考えで使おうと思います。

実はセゾン投信で積立を行っていた時、この NISA を使わずに積み立てていました。手続きが面倒とか色々あったのですが、今思い返すと恥ずかしい限りです。

ちなみに私は最初「つみたてNISA」を使っていました。しかし、実際運用してみるとかなり枠が手狭で買える物もかなり限定されるので、あまり有用ではないと感じました。

http://freelance.hibiki.org/investment/change-nisa/

特定口座

通常の口座ですね。現時点では債券を SBIの特定口座で、米国株式のファンドを楽天の特定口座を利用して積み立てています。

なぜ、米国株のファンドだけ楽天なのかと言うと、楽天のクレジットカードでの積立がお得だからです。一度設定してしまえば、後は毎月全自動なので手間も全くかかりません。

同じ買い物なら、お得な方を使いたいですよね。

投資は経験しないとうまく運用出来ない

よく「投資は少額から始めなさい」とききます。

この言葉の意味が今ではよく分かります。自分は最初からわりと大きな金額をかけてしまい、結果的に現時点ではあまりうまく行っていないという結果になってしまいました。

知識は書籍やネットからいくらでも入れられますが、やはり経験してマインドを鍛えるという事も大切なのだなと痛感しました。

投資生活はまだまだこれから。20年以上も残されています。最初の3年の失敗を教訓に堅実に行きたいと思います。

アクティブファンドについては保留

以前私は「セゾン資産形成の達人ファンド」で積立をしていました。実は今でもかなり良いファンドだと思っていまして、アクティブファンドにも投資するのであれば第一候補に挙がるファンドです。

しかし、現時点では「わざわざアクティブファンドに投資する意味はあるのか?」という問いに対して答えは No という結論になりました。

ひふみ投信はというと、資産が膨らみすぎたのか国内の中小企業の株だけでは支えきれなくなり米国株にも手を付け始めました。こういう方向転換は危険信号に感じるので、ひふみ投信も投資対象では無くなりました。

現時点ではインデックスオンリーでの配分ですが、恐らくベターな方針だと思います。

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