クレジットカードの有用性

フリーランスとなりお金の事を再勉強した際、クレジットカードを有効活用しない手は無いと強く感じました。お金の管理をする上で非常に便利なシステムです。

このページでは私がカードを使ってみて便利だと感じた事をまとめました。

freee への紐付けで会計管理の効率化

freee とはクラウド会計ソフトですが、クレジットカードと連携する事で経費管理の効率化が可能です。

具体的には、クレジットカードの利用明細をクラウド会計ソフト側で自動的に勘定科目に振り分けてくれます。銀行口座の入出金も同様に管理出来ますので、確定申告の作業が劇的に楽になるわけです。

また、これにより決済内容が視覚化されるので、現金の流れを一目で把握出来るようになります。これは自分が個人事業主だからという事も関係しているかもしれませんが、お金の管理がとても楽になりました。

支払が短時間で終わる

私がクレジットカードでの支払に切り替えた切っ掛けは支払の効率化でした。レジでの支払を短時間で済ます事が出来て、小銭を扱わなくて良いのがここまで快適だとは思いませんでした。

ただ、上記の事はスーパーやコンビニなどのサインレスのみに限りますが、それでも十分恩恵はあると思います。

ネット通販が便利

多くの場合 1度カード情報を登録すれば再入力する事なく決済が出来るので手間がかかりません。また、銀行振込や代引きだと手数料がかかりますが、カード決済の場合は手数料がかかりません。

ポイントが付く

0.5~1% のポイントが付くカードが多いです。仮に 1% のカードで 100万円の決済をした場合、実質 99万円で済む事になります。

しかし、ポイントという制度は消費者に対して消費を促す制度にすぎないので、カード会社の思惑に踊らされないように注意です。

電子マネーとの相性が良い

suica 等の交通系や nanaco 等の流通系電子マネーとクレジットカード情報を紐付けしておけば、カード自体を財布に入れておかなくてもスマホ等でチャージ出来て利便性が高まります。

また、QUICPay や iD といったポストペイ型(後払い式の電子マネー)はクレジットカードと同様の感覚で使う事が出来ます。電子マネーと同様に紐付けが必要ですが、サイン不要で買い物が出来るので、カードよりもスムーズに買い物が出来ます。

保険が付いている

カードにより付帯している保険の種類や内容は異なりますが、主に代表的な保険は以下になります。

紛失・盗難保険

紛失・盗難時の不正利用における金額を補償してくれる保険です。ほぼ全てのカードに付帯しています。

ただし注意しなければいけないのは適応期間があるという事です。事前にカード会社側でセキュリティが働き保険が適応されるケースもありますが、セキュリティをすり抜けてしまった場合には、自分で対応するしかありません。

たとえば、私がメインで利用している JCB カードは 60日という期限がありますのでその期限以前に手続きをする必要があります。

国内・海外旅行傷害保険

旅行時に医療費がかかってしまった場合、その医療費を補償してくれる保険です。海外では無保険だと多額の料金がかかってしまう事も多いので、特に海外旅行時に頼りになる保険と言えます。

ショッピング保険

購入した品物が故障・盗難に遭ったときに補償してくれる保険です。メーカー保証で対応出来なかった場合に頼りになる保険となります。カードの年会費に比例して補償も手厚くなる傾向にありますが、最近だと年会費無料でも付帯しているカードがあります。

無条件に補償されるわけではなく、対象商品に制限がある場合が多いです。カードにより条件が異なりますので、事前に確認しておくのが良いでしょう。

航空機遅延保険

ゴールド以上のカードに付いている事がある保険です。航空会社側の都合により、フライトが中止・遅延した場合、ホテル代や食事代を補償してくれる保険です。

現金よりも安全性が高い

現金は落としたらよほど運が良くない限り戻って来ませんが、カードの場合はカード会社に連絡をして、しかるべき対応をすれば損をする事はほぼありません。

手間はかかりますが、大金を持ち歩く必要も無くなるので、リスクを少なくする事が出来ます。

紛失・盗難保険にも関わって来る事ではありますが、カードの大きな有用性です。

コンシェルジュについて

プラチナクラスのカードになると、多くの場合コンシェルジュというカードデスクに仕事の依頼をする事が可能になります。

具体的には、旅行関係の各種手配、商品検索、情報検索、ホテルの宿泊依頼、レストランの予約など、ごく簡易的な秘書的な使い方が代表的です。

今のご時世、手間さえかければ自分でほぼ済ませられる事が多いのも事実です。しかし、予約の難易度が高いレストランの予約や、より多くの情報を得るためにコンシェルジュに相談するのは手段としてはアリだと思います。

ちなみに私は JCB の THE CLASS というコンシェルジュサービスが付帯しているカードを所持していますが、あまりコンシェルジュの出番はありません。本来はもっと時間と資産がある人向けのサービスと言えるでしょうね。

まとめ

フリーランスが出金管理をする上で、クレジットカードはとても便利な道具です。私は、契約社員だった時は現金主義でしたが、フリーランスとなってからはクレジットカード派になりました。

もし「現金でいいや」と考えている人でも、固定費や光熱費の支払いに充てるだけでお得に使えます。クレジットカードでしか利用出来ないサービスもありますし、最低 1枚作っておくのがお勧めです。

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