これは、先日書いた「銀行に支払う手数料をゼロにしよう」と関係性のある話なのですが、ATM や銀行窓口を使えば使うほど銀行に手数料を搾取される事になります。
最も有効な手段は、ネット銀行を使い手数料無料のサービスを受ける事。
もう1つはクレジットカードやデビットカード、電子マネーを支払いのメインにする方法です。
ATM を使わないという事は、それだけ無駄な支出を減らす事に繋がります。そもそも自分の金を引き出すのに手数料がかかるというのがおかしな話なのです。私が手数料に無頓着だった頃、年額1万円以上を手数料として支払っていました。
また、クレジットカードや電子マネーを使う事は利便性が格段に向上します。
今回はそれらの事についてメモしようと思います。
目次
ATMの利用を控える具体的な方法
デビットカードで銀行口座から直接支払う
日本では現金で支払う事が多いですが「現金」そのものにコストがかかっている事を意識している人は少ないと思います。
店舗を経営している人なら分かるかと思いますが、現金管理にはそれなりのコストがかかります。
一般消費者も同じで、現金を使う以上現金そのものにコストがかかるのです。具体的に言うと銀行にかかる手数料です。
ではそのコストをカットする方法はあるのか?という事についてですが、1つの方法としてデビットカードを使う事が上げられます。
ようは、自身の銀行口座から直接支払うという事です。
クレジットカードの場合は間にカード会社が入りますので厳密にはデビットカードとは異なるシステムなのですが、見た目の使い勝手は一緒です。
ネット銀行の手数料無料のサービスを使う
ネット銀行は手数料の優遇サービスがある所が多いです。私が利用している住信 SBI 銀行は ATM 月 3回、他行振込月 5回を実質無料にする事が出来ます。
都市銀行や地方銀行は残念ながら無料サービスが無かったり、あってもネット銀行に劣ります。ですので、自分に合うネット銀行を探すのがおすすめです。
「銀行に支払う手数料をゼロにしよう」(参考記事)
お金が無くなったら ATM を使えばいいじゃん、という考え方は危険
これは、結果的に現金の管理が出来ていないという事になります。
「え? どゆこと?」
と思われるかもしれませんが、いつ何処でどのくらいのお金を使うかを全く考えていない事の裏返しなのです。それでは結果として無駄遣いをしてしまいます。
必要なお金は前もって計算し、そのための現金は予め用意しておくべきです。
自分がクレジットカードを愛用する別の理由
カードは余計な手数料がかかる事がなく、レジもスムーズに処理出来、おまけにポイントまで貰えるという便利ツールです。
しかし、これら以外にも使っている理由があります。
会計処理に便利
最近では「freee」や「MFクラウド」がクレジットカードの明細をオンラインでリンクして会計を管理出来るシステムがあります。
結果としてローコストで会計処理を短時間で行う事が出来ます。
そんな事もありクレジットカードはお金を管理する上で必須のツールになっています。
ちなみに、クラウド会計サービスは銀行口座の入出金も管理出来ます。
支出をしっかり確認出来る
月ごとの支出を明確に出来ます。
クレジットカードはお金を払う感覚が減るという話もよく聞きますが、それは使った後放置するからです。
明細を定期的に確認すれば「今月はこれだけ使ったか」とお金を払った感覚は強く残ります。
逆を言えば、明細をしっかり確認しない人は、クレジットカードの利用に向いていない人と言えると思います。
クレジットカードや電子マネーは使いたく無いな…という事であれば、ネット銀行の無料サービスを上手く使おう
クレジットカードや電子マネーは、お金の管理や節約する上で欠かせないツールです。
しかし、中にはどうしても日常的に使う事に抵抗がある人も居るでしょう。
そんな場合は、ネット銀行の無料サービスをうまく使いましょう。それだけでかなりの節約になるはずです。
お金をコントロールするのは案外難しい
宝くじが当たった人が結局全てのお金を使い切ってしまい、結局元の生活に戻ってしまった…という話を耳にした事があります。大金を持つとお金の感覚が狂ってしまいお金を上手に使えなくなります。
クレジットカードでも規模が凄く小さいですが、似たような感覚になる人も居るのだと思います。
実際、会社がカードの発行をするのは消費を促すためでもあり、カードの方が客単価が上がるという統計も出ているようです。
ですので、やっぱりカードは不安だ…という人は無理してカードを使う必要は全く無いと思います。
まとめ
都市銀行や地方銀行1行だけを利用しているという人は、年間にするとけっこうな手数料を銀行に支払っていると思います。
今では手数料で有利なネット銀行の口座を、どの地域からでも簡単に作る事が出来るのでオススメです。
クレジットカードやデビットカード、電子マネーを利用すれば ATM の利用回数も減るので、自分の管理出来る範囲内で利用する事をオススメします。