以前、ソラチカの事を書きましたが、一体型と言われるカードは紛失すると再発行の手続きが凄く面倒だったりします。
実はソラチカを紛失した事があるのですが、その事後処理がもの凄く面倒でした。今回は実際に再発行してみて感じた事を書いてみようと思います。
目次
手続きのおおまかな流れ
1~3 については前後しても問題ありません。自身の都合の良い順で手続きをすれば良いと思います。
- JCB に紛失届けを出す
- 東京メトロに紛失届けを出す
- 警察に紛失届けを出す
- 定期券を仮再発行する
- 再発行されたカードに紛失前の情報を移す
JCB に紛失届けを出す
まずはカード会社に紛失届けを出してカードを停止してもらいましょう。
注意しなければいけないのは、紛失による停止処理をすると再開する事が出来ず、カードの再発行が必須になるという点です。
再発行には 1,000円(税抜)がかかりますが、これは手数料として考えましょう。
対応するオペレーターにより若干案内は異なるかもしれませんが、定期券や PASMO の扱いについても案内されます。
東京メトロに紛失届けを出す
東京メトロにも紛失届けを出しましょう。駅構内や社内で紛失した場合は、落とし物として出てくる可能性が高いそうですが、残念ながら自分の場合は出て来ませんでした(泣
紛失届け出時には、PASMO 登録時の住所や電話番号の記載が必要になります。
警察に紛失届けを出す
警察に紛失届けも出しておきましょう。最寄りの交番で大丈夫です。
特に駅以外で紛失した場合は重要度が高まります。
定期券を仮再発行する
ソラチカの再発行には 2週間ほどかかります。
定期券を搭載していた場合は、新しいカードが届くまでの繋ぎとして、仮の定期券を発行してもらいましょう。
手続きは東京メトロの定期券の発行窓口のある駅で行えます。駅までの交通費は負担する事になります。
ちなみに、仮発行される定期券は磁気タイプになります。
再発行されたカードに紛失前の情報を移す
新しいソラチカが届いたら、PASMO 部分に紛失前の情報を移しましょう。定期券の情報も移せます。手続きは、定期券を発行している窓口で行う事が出来ます。
移行手続きは、事前に紛失届けを出している必要があるので注意して下さい。また 500円の手数料がかかります。
これで再発行の一連の手続きは終了です。期間的には 2 週間ほどかかります。ほとんどがカードの再発行にかかる時間ですが、その他にも色々とやらなければいけない事がありますね。
かかった費用は合計 2万円
以前の環境を取り戻すためにかかった合計費用です。
- パスケース 12,000円
- ソラチカ再発行手数料総額 2,000円くらい
- 会社のカードキーの再発行代 3,500円
- ソラチカの再発行代 1,000円
- 名刺数枚 ?円
全て税抜きで18,500円。税込みで約 2万円かかってしまった事になります。正直けっこう痛い出費ですね。
出向先の会社のカードキーも、会社がある程度負担してくれたのですがそれでも 3,500円かかりました。会社の人曰く「駅の構内で落として出てこないのは運が無かったですね」との事で、割と出てくるケースは多いそうです。
パスケース本体は 5年前に買った物と同じ物がまだ売られていたのは嬉しかったですね。以前のパスケースは良い感じにエイジングが進んでいたのですが、また育て直しとなってしまいました。
分離型の検討
実はソラチカの更新時期までに他の To Me Card の PASMO 分離型にしようか検討しています。
確かにソラチカは便利で自分に合ったカードです。しかし、自分はソラチカのメリットを活用するような使い方をしていないのも事実だったりします。
自分が定期的に飛行機に乗るような生活をしているのであれば絶対に手放さないカードですが、残念ながらそういうわけではありません。
これらの事を考えると、他の To Me Card でかつ PASMO 分離型の方が都合が良いのではないかという事で現在検討中です。
キャッシュカードとクレジットカード一体型を持たない理由
私は三井住友銀行をメインバンクの1つとして利用しています。その銀行にはキャッシュカードとクレジットカードの一体型があるのですが、一度一体型にすると戻すのが面倒といった情報もあり、結局キャッシュカードのみでクレジットカードは別のカードを持ち続けていました。
今回、ソラチカを紛失して実感したのは、やはり個別のカード毎に管理するのが何かと都合が良いという事です。
片方のカードを解約なり変更しようとしたりすると、一体型の別の機能にも影響を与えてしまう事は、思ったよりも面倒な事だと感じました。
他にも、JCB が発行するクレジットカードに電子マネーの QUICPay 一体型のカードがありますが、こちらについては分離出来ないというデメリットがあり、分離させたければ一度解約をして再度新規申し込みをする必要があります。
その中には様々な一体型カードがありますが、本当に必要でなければ分離型にしておくのが無難だと思います。