特に都市銀行や地方銀行1行しか使っていない、という人に当てはまるかと思いますが、年間に換算するとかなりの手数料を銀行に支払っているという人は多いと思います。
かく言う自分もネット銀行を使い始める前は、年間 1万円以上支払っていました。
実はこの手数料、ちょっとした工夫で全く支払わなくて済むようになります。
今回は銀行の手数料についてメモしようと思います。
目次
ネット銀行の有効活用
都市銀行、地方銀行、信用金庫、ネットバンクを比較した場合、圧倒的にネットバンクに軍配が上がります。都市銀行同士で比較しても意味はありません。
現状では何か理由が無い限りはメガバンクなどを利用する必要は無いと言って良い状況です。
ネットバンクをメインで有効活用すれば格段に銀行にかかる手数料は削減出来ます。
今の時代、金利は無視して良い
金利で選ぶよりも各種手数料がどれだけ優遇されているかの方が銀行を安く使えます。
例えば楽天銀行の場合、この記事を書いている時点の普通預金の金利は 0.02%です。これは100万円を 1年間預けたら 200円の金利を得られるという事になりますが、ATM の手数料 1回分にもなりません。
銀行によっては金利の有意さをアピールしているところもありますが、今の時代金利など無視でかまわないでしょう。
銀行の優遇サービスをうまく使う
住信 SBI ネット銀行のスマートプログラムで誰でも簡単にランク2を達成出来る方法でも書きましたが、銀行によっては無料サービスを優遇してくれるところもあります。
住信 SBI 銀行の場合は誰でもランク2にする事が可能で、ATM 月5回無料、他行振込月3回無料となります。これでほとんどの人は手数料を払わなくても済むようになるのではないでしょうか?
大手銀行にも優遇サービスはあるがハードルが高め
三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行といったメガバンクにも優遇サービスはあります。
上記の記事を読んでもらえれば分かると思いますが、ネット銀行と比べると高めのハードルが設定されています。
ネット銀行では対応出来ない事もある
例えば「小規模企業共済」の契約にはどうしても代理店契約をしている都市銀行や地銀、信用金庫の口座が必要になります。自分はこの小規模企業共済に入っており、三井住友銀行の口座を使っています。
住宅ローンを銀行から借りた場合も、その銀行に口座を作る必要があります。自分は三井住友信託銀行から借りているのですが、確認した所やはり口座を作るのは必須を言われました。
ネット銀行とメガバンクの使い分けがお勧め
今では明らかにネット銀行の方がコストをかけずに使えます。
利便性という点においてはメガバンクもネットサービスを充実させているので差はあまり無いかもしれません。
現状では両方のいいとこ取りをするのが一番良いのかなと思います。そうする事でほぼコストをかけずに銀行を使う事が出来ます。