自分が独立して感じたのは「お金の管理って大変だなー」という事でした。ベタな感想ではありますが、やはりここが強く感じた所です。
フリーランスとなり[仕事の受注と請求書の発行]を自分でするようになりました。「この仕事請けても大丈夫かなぁ?」と考えたり「仕事分のお金下さいな」と請求書を発行したりという事は、フリーランスならではなのです。
「仕事量を管理するという事は、お金を管理する事に等しい」
会社に勤務していた時とは明らかに違う感覚でした。
お金を持っていなかった時期はお金に対して無頓着だった
自分はお金をあまり持っていなかった時は「あまりお金使いすぎないようにしないとな」程度の事しか考えていませんでした。恥ずかしながら、今どの程度の預金が銀行にあるのか把握していない事もあったくらいです。20代の頃はずっとそんな感じでした。
その後幸いな事に少しずつ稼げるようになり、手元に少しずつお金が貯まってくるようになりました。そのとき初めて「お金の管理をしよう」と思うようになったのです。それは自分にとって大きな転機でした。
お金の事を知れば将来の不安は軽減される
これに気がついたのは、お金の事について勉強しはじめてからです。勉強といっても、税金や年金、保険、投資について少しだけ知っただけですが、それでも随分と気が楽になった物です。
どうして不安なのか? それは老後の資金の問題が大きいと思います。国民年金だけではあまりにも頼りないですよね。しかし [国民年金基金][確定拠出年金][小規模企業共済]といった制度をフル活用すれば 65歳の時点で貯金ゼロだったとしても老後は問題無く暮らしていけます。
これらの事は[お金]や[年金]といったキーワードで検索すればすぐに出てきます。フリーランスだからこそ、うまく立ち回るために知識を身につけるべきです。漠然とした将来への不安は無知から来るのだなと思います。もちろんそれだけでは無いと思いますが、大きな要因になっているのは間違いないでしょう。
お金に詳しい=やりくり上手
税金の事に詳しくなれば[可処分所得]を増やすにはどうすれば良いか道が見えて来ます。もっとライトな良い方をすれば「やりくり上手になれる」という事ですね。
セール品のチェックをして、クレジットカードの特典を上手く使い、まとめ買いでお得に買う。それも良いでしょう。しかし、ただ漠然と「安く買おう」とするのではなく、お金に対して純粋に詳しくなればお金に振り回される事なく、上手に付き合えるようになります。
お金に詳しければ理不尽な要求にも対応出来る
フリーランスの弱みとして、足元を見られる事があるという事です。
例えば消費税。あまり詳しくは書きませんが、会社によっては本体価格(外税)での契約を拒否されたり、請求する段階になって消費税の要求は拒否されたりといった事です。
消費税のルールを知っていれば、取引先から「みんなそうやってるから」といった下手な言い訳をされても、対応策を練る事が出来るわけです。
まとめ
フリーランスとして働くのであれば、自分の元に入ってきたお金の管理をしなければなりません。口座にお金があって安心していたけど税金払ったら以外とピンチだった、なんて事もありました。
最初は面倒かもしれませんが、一度覚えてしまえばずっと使える知識です。
円滑に仕事をするには、まずは健康的に生活をして身の回りの環境を整える必要があります。お金の知識もそのうちの1つです。