ちょっとしたお話 =後輩と過ごす休日編=

聴き手であるあなたは、久しぶりに戻り田舎に戻り旅館でゆっくりしたひとときを過ごします。

耳かきをしてもらったり、一緒にお風呂に入ったり、マッサージをしてもらったり、至れり尽くせりです。

環境音、効果音の演出がとても豊かでゆったりと聴く事が出来ます。全編ストーリー重視のドラマ仕立てなので、お話を楽しみたい方に特にオススメです。

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ちょっとしたお話 =後輩と過ごす休日編=

感想・あらすじ

01 お久しぶりです(12分1秒)

都会に出ていたあなたが2年ぶりに後輩の宿にやってきたあなた。

後々の会話でも明らかになりますが、あなたと後輩の仲は昔から良好で久しぶりに会った2人ですが、ぎこちなさのような物は全く感じません。

聞けば両親は外出中のため他の客は1人も居ないとの事。後輩ちゃんは宿屋の娘らしく、甲斐甲斐しく世話をしてくれます。

普段からネットを通じてやりとりはしているらしく、そこから派生する会話がとても自然です。

後輩ちゃんは地元が大好き。そんな理由を話したりしているうちに、移動の疲れが出たのかあなたは寝てしまいます。

ほっとくわけにもいかないので、後輩ちゃんはあなたを起こし縁側に誘います。

02 縁側でひなたぼっこ(7分53秒)

ひなたぼっこに乗じて後輩ちゃんと膝枕をするあなた。

あたまをなでようとした後輩ちゃんが「目を閉じてくれませんか?」と言いますが、それに対してキスを期待して口を尖らせるあなた。

そんなやり取りから、昔からの屈託の無い関係が想像出来ます。

頭を撫でる微かな効果音や、優しく流れる BGM がとても効果的です。

しばらくすると、あなたは後輩ちゃんに耳かきをして欲しいとお願いします。

03 耳かきですか?(12分5秒)

耳かきの時間はそれほど長くありません。あくまでもストーリーの中の1つの演出となります。

あなたは耳かき大好きという設定らしく、後輩ちゃんはそれに健気に応えようとします。

最初にタオルで耳の掃除をする演出があります。数多くある耳かき音声作品の中でもこの演出がある作品はかなり少ないですね。

他人の耳かきをするのは初めてという後輩ちゃんは

「いいですか? 絶っ対に動いちゃダメですからね?」

と釘を刺します(笑)

耳かきの音は割と好みのタイプでかなり楽しめました。 ちなみに綿棒も体感出来ます。

最後に再度濡れタオルで耳の掃除をしてくれます。このタオルで掃除してくれる演技からも作品の作り込みの高さを感じました。

04 ごちそうさまでした(2分54秒)

場面変わって食事対タイムです。

シーンは食後から始まります。後輩ちゃんが頑張って作ったらしく、絶賛花嫁修業中をアピールです(笑)

BGMがアニメのワンシーンのような印象を与え好印象ですが、クレッシェンドの後「プツン」とBGMが不自然に途切れるのが気になりました。

05 夜のお散歩(11分20秒)

後輩ちゃんから散歩のお誘いを受けたあなた。

旅館の服で外を歩き回るわけにもいかないので、後輩ちゃんは制服に着替えてきました。普段着では無いのか?と純粋に疑問に思いましたが、後輩ちゃんはあなたに久しぶりの制服姿を見せたかったのかもしれませんね。

「暗いから懐中電灯を…」

のくだりで周りは真っ暗なんだろうな、と容易に想像出来ます。

鈴虫の鳴き声。2人の足音。この2つだけで情景が広がってきます。

台詞と台詞の間の取り方がとても自然でリアリティを感じました。
「浜辺に座りましょう」「真っ暗」「浜辺が貸し切り状態」
そんなさり気ない台詞のおかげで頭の中に自然の景色が広がります。
台詞の取り回し方がとてもうまいと感じました。

「先輩。もう少し近くに寄っても良いですか?」

少し体が冷えてしまったという後輩ちゃんですが、良いムードになっている誤魔化しでしょうか。この辺りから後輩ちゃんの台詞から、あなたに対する明確な好意が垣間見えるようになります。

06 一緒に・・・(2分24秒)

浜辺から帰って来た主人公。

「お風呂にご一緒しても良いですか?」

との問い掛けにあなたは動揺しまくります(笑

後輩ちゃんはあなたの背中を流したいようです。

07 お背中流します(9分2秒)

なんだかんだで体を洗ってもらう事になったあなた。

…なんと、あなたを洗うのに使っているタオルは、後輩が普段使っているお気に入りという羨まけしからん状況に!

そして相変わらずの素晴らしい効果音に環境音。奥の方で聞こえる水の音。タオルに絡みつく泡の音。そして近くで聞こえる後輩ちゃんの声。

シャワーの音もシナリオに追随しているので、本当にその場にいる期分になれます。

女の子に体を洗ってもらうというシチュエーションなのですが、エロさやイヤらしさ的な物はまったく感じない、非常に健全な作りになっています。あ、後輩ちゃんのいたずらは…あくまでもいたずらですから(笑)

08 露天風呂(13分4秒)

この作品の要所です。

少し離れた所でお湯の音が聞こえます。また、台詞に合わせた効果音が相変わらずレベルが高いです。

しばらく他愛の無い話をしたり、少しおちゃらけてみたり…。でも、後輩ちゃんは先輩に対して複雑な思いをつのらせていました。

そして途中から、聴き手であるあなたに思いの丈を語り出します。 過去の事を織り交ぜつつ、優しい言葉で一言一言丁寧に。

大事な言葉を直接伝えずとも、あなたにその気持ちは伝わります。

居心地の良い時間。心地良い会話。

昔からの間柄だからこそ成立する空間なのでしょう。

最後部分は少々BGMの音量を上げすぎかな…と感じました。BGMに気を取られてしまうので、こういうシーンではもう少し抜いた方が良いと思います。

09 お礼のマッサージ(9分0秒)

前のパートで少し感情が高ぶってしまった後輩ちゃんですが、ここでは既に落ち着きを取り戻していて、いつも母にしているというマッサージをあなたに施してくれます。

ゆったりと、毛布がこすれる音は不思議と心が落ち着きます。

シーン的にはそれほど長くはなく、マッサージ、肩たたき、指圧と延べ 4分ほどとなっています。

眠るまで隣に居たいと言う後輩。

「電気、小さくしますね」

と言い、布団の世話をした後に照明をナツメ球に切り替える演技があります。

少し気になったのは、スイッチの切り替え音が「コッ、コッ、コッ」と3回聞こえる事です。

多くの場合、1回目の音で蛍光灯を1本に。2回目でナツメ球。3回目で完全消灯となります。

もちろん例外もあると思いますが、演技をする際はやはり台詞と行動は合わせた方が良いと思いました。

10 いってらっしゃい(3分24秒)

タイトルの「いってらっしゃい」というのは中々ニクいネーミングだと思いました。

一通り聴いてきてこのシーンが爽やかに感じるところに、この作品の出来の良さが表さが現れていると思います。

11 忘れ物?(4分15秒)

後日談。

これは聴いてみてのお楽しみという事で。

総括

一言で言えばドラマCDです。

台詞と効果音、環境音により自然と情景が浮かんでくる作り込みはレベルが高いです。少し音量のバランスが悪い所があるのが気になりますが、それは今後の作品でうまく改善されるでしょう。

また、お風呂シーンといったお約束のシーンもあり、ツボも押さえています。

ただ、1つだけ全編通じて気になった事があります。それは後輩ちゃんの声が籠もって聞こえる事。録音の仕方による物なのか、編集時に意図的にしている物なのか分かりませんが、常に薄い膜を通して聴いている感じがしました。

ただ、それを踏まえても、話をゆっくりと楽しみたい方には安心してオススメ出来る作品です。

ちょっとしたお話 -後輩と過ごす休日編-
ちょっとしたお話 =後輩と過ごす休日編=

作品データ

サークル名
タイトル名 ちょっとしたお話 =後輩と過ごす休日編=
シリーズ名 ちょっとしたお話シリーズ
収録時間 1時間27分23秒
ファイル形式 WAV・MP3
ファイル容量 3.36GB
声優 青柳るう
シナリオ
イラスト
発売日 2018年09月07日
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