私は毎年ふるさと納税を利用して過去にお世話になった自治体に納税しています。(実質寄付のような物ですが、今回は納税という表現で書きます)

以前、街中で「ふるさと納税で住民税が流出しています。」と書かれたポスターを見て違和感を感じました。

今回はその時に感じた事をメモしておこうと思います。

ふるさと納税を利用している2つの理由

返礼品が欲しいから
学生時代に世話になった自治体への納税

返礼品は言わずもがなお返しを頂けるという物ですね。世の中のルールは知らないと損する事ばかりです。制度を理解出来れば使わない手は無いというほど魅力的な制度なのです。

もう1つは学生時代に住んでいた自治体へのお礼です。私は今では東京で暮らしていますが、学生時代は千葉、山梨、宮城に住んでいました。住んでいた当時は税金は払っていませんでしたが、行政のサービスは受けていた事になります。

ふるさと納税の制度を利用して思い入れのある地方に納税出来るのであれば、それは魅力的な選択肢となります。

ふるさと納税は税金の流出なのか?

結論から言うと、そのような事は無いです。

地方から見れば子供の教育にお金をかけても、育った子が税金を納める前に都市部に流出していまっているのが現状です。

つまり、税金を納める人材そのものが都市部に流出しているわけです。

逆言えば、人が集まる都市部では棚ぼた的に税金を払ってくれる人が外からバンバン集まってくるわけです。

「ふるさと納税で住民税が流出しています。」と書かれたポスターを見た時に感じた違和感というのは、転居してきた人の事は考えず「ふるさと納税のシステム上の数字しか見ていないんだな」と感じたからです。

地方から見ればどれだけ有望な人材が都市部に移ってしまっているのか、都市部の課税課の人達は考えても居ないのかもしれません。

23区の自治体はふるさと納税に対して消極的

都市部の代表とも言える 23区はそもそもふるさと納税に対して消極的です。

極めて消極的な16区

「ふるさとチョイス」というふるさと納税サイトからの情報になりますが、このサイト自体を使えないのが 13区、受付停止中もしくは返礼品が無いところが 3区となっており、16区からはそもそもふるさと納税の制度を利用してお金を集めようという気が無い事がうかがえます。

該当16区
練馬区、板橋区、渋谷区、港区、新宿区、豊島区、北区、足立区、荒川区、台東区、文京区、千代田区、中央区、江東区、葛飾区、江戸川区

とりあえず参加している4区

残りの 7区のうち 4区はごく少量の返礼品は用意されていますが、中には返礼品がその区にある施設への寄付だったりして適当に用意した感じが否めません。

該当4区
杉並区、世田谷区、大田区、品川区

積極的に参加している3区

23区でふるさと納税に取り組んでいるのは、3区のみです。

特に墨田区は返礼品の品揃えも 200を超えており真剣に取り組んでいる事がうかがえます。

該当3区
中野区、目黒区、墨田区

努力もせずふるさと納税を批判する事は間違っている

上記の通り、墨田区以外の22区に関しては、ふるさと納税に対してほぼ努力をしていません。

そんな区の課税課の人がよくもまぁ「ふるさと納税で住民税が流出しています」と言えるなと思います。

私も地方出身ですし、学生時代まで地方に住んでいました。ですので地方の状況というのは目の当たりにしてきています。間違いなく都市部よりも財政面で不利な状況を背負っています。

世の中のルールについて知らなければ損をするものです。

地方の人達はその制度を最大限に活用しようとしているに過ぎません。

その行動に対して「流出」という簡単な言葉で批判しているポスターを制作した税務課は不勉強だと思うわけです。

返礼品は悪いものでは無い

適切な返礼品は悪い物では無いと考えます。

その返礼品を作るにも人件費がかかるわけで、つまり地方に仕事を産み出しているわけです。

自分は卵や米をよく頂いています。

各自治体が制度を有効に活用として生み出されたのが返礼品です。

自治体にはお金が集まる。返礼品により仕事が生まれる。納めた人も返礼品という形で恩恵を受けられる。

という感じで返礼品はふるさと納税において重要な要素になっています。

制度は知っているから得になるのではなく、知らなければ損をする

これは、私がフリーランスで働くようになってから強く感じた事です。

世の中にはお金に関しての制度が沢山あります。ふるさと納税もそんな中の1つです。

世の中の制度は国民全員が知っている。そして制度はどんどん使われる事前提で作られているはずです。

つまり「制度を使えば得をする」わけではなく「制度を使わないと損をする」と考えるのが適切なのです。

 

ふるさと納税の事を市民目線でもの凄く簡単に説明すると「2,000円の自己負担で返礼品分がお得になる制度」となるわけですが、これを使うだけで食費が節約出来ます。

これは元々市民が持っている権利なわけで、使って当たり前、使わないと損という事はどなたにも分かるかと思います。

どの程度節約出来るかはその人の収入によっても違って来ますが、自分は米と卵は全てふるさと納税の返礼品で賄えています。

あとは今までに、印鑑、扇子、パスケース、菓子など色々な物を頂いています。

これらの物が年間 2,000円の自己負担だけで手に入るなら使わない手はありません。

例の「住民税が流出しています。」というポスターは、自分では努力をせず、意味もなく市民の良心に訴えかけ、市民の思考停止を狙った物にすぎません。

世の中のルールは使ってナンボです。どんどん使いましょう。

ふるさと納税を利用するなら「ふるさとチョイス」がオススメ

私はいつも「ふるさとチョイス」を利用しています。

ここは契約している自治体の数も多く、それに比例して返礼品の品揃えも豊富です。

一度サイトにいって調べてみてはいかがでしょうか?

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